今回は、ロンデックス、ボザ、ドゥクーエのエチュードについてです。
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技巧練習 第1巻、第2巻、第3巻/ J-M.ロンデックス
まずはロンデックスの技巧練習です。
技巧練習、とある通り徹底的に指をトレーニングして、安定したフィンガリングを身につけるのが目的です。
僕は中でも第2巻を愛用しています。
この本の中の全てのパターンをこなせば、ほぼ全ての音の連結がスムーズになると思います。
根気のいる練習ですが確実に曲の演奏のクオリティを上げる手助けになると思います。
とてもお勧めのエチュードです。
以下の画像は第2巻の1ページ目と最後のページです。シンプルな半音階から、オクターブの跳躍まで幅広くカバーしています。
12のエチュードカプリス / E.ボザ
次はボザの12のエチュードです。
このエチュードはここまで紹介したものとタイプが違うエチュードです。
「エチュードカプリス」は日本語訳すると「練習奇想曲」です。
その名の通り、非常に即興的な曲想や変拍子が特徴です。
和声の進行やフレーズの作り方を解釈するのが少し難しいですが、とても魅力的な曲が多いです。
〔レチタティーヴォ〕、の曲があったりと、かなり演奏の自由度は高く一曲一曲をどう吹くか考えるのが楽しいエチュードです。
ブレマンやフェルリングとは違った面から曲へのアプローチを考える学習ができると思います。
※下記のデータはエチュードの一部です。
35の技術的練習曲 / R.ドゥクーエ
今回の記事の最後はドゥクーエのエチュードです。
このタイミングで紹介しますが、難易度的にはベルビギエやブレマンと同じくらいかなと思います。
一曲一曲は短く、技術的な曲が多いです。
ただ、非常に拍子やテンポ、リズムなどの幅が広く、かなり実践に近いエチュードかなと思います。
「こういう動き曲の中でよくあるなあ」ってなるエチュードです笑
次回は、今も継続して練習しているエチュード2つについてお話しします。
お楽しみに〜
それではまた。
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