エチュードのはなし〜その2〜

・音楽のブログ

前回の記事の続きです✨

ベルビギエによる18の練習曲 / M.ミュール

次はベルビギエの18のエチュードです。

元はフルートのエチュードですが、サクソフォンのために校訂されています。

このエチュードもテクニックを習得するのに効果的なエチュードです。

クローゼより難易度は少し上がります。クローゼのエチュードを一通り吹けるようになったら次のステップとしてこのエチュードをお勧めします。

基本的に速いテンポで16分音符が並んでいる曲が多いです。(3連符もあり)

クローゼと同じくゆっくりから丁寧に美しいレガートを意識しながら練習していきます。

以下の「曲練習の仕方のはなし」の記事で、僕が難しいパッセージを練習するときのパターン例も載せているので、試してみてください。

アーティキュレーションもさまざまなので、このエチュードを規定の速さで吹けるようになった頃にはかなり安定した、指を速く正確に動かせるようなテクニックが身に付いていると思います👍

テルシャックによる25の日課練習曲 / M.ミュール

次はテルシャックによる25のエチュードです。

このエチュードは個人的にかなり苦戦しました。

さらに高度なテクニックを求められます。

大学にいる間、一番向き合ったエチュードはこれな気がします。中にはいまだに満足のいく演奏ができない曲もあります。笑

クローゼやベルビギエのエチュードは、音の流れが分かりやすく先の展開が予想しやすいので、頭で理解するのも指を覚えるのも比較的やりやすいと思いますが、このテルシャックのエチュードは、ここまでのエチュードには無かったリズム、音列、跳躍が多い印象です。

実際の曲は単純な順次進行の音の流れだけではないので、非常に実践的なエチュードと言えるかと思います。

ベルビギエ以上にゆっくりと細かく分解しながらひとつひとつ、自分の指がどう動くのかを考えながら練習することが重要です。

薬指を徹底的に鍛える11番がとにかく印象的でした笑

48の練習曲 / フェルリング、M.ミュール

今回の記事の最後はフェルリングのエチュードです。

元はオーボエのためのエチュードですが、サクソフォン奏者のマルセル・ミュール氏がサクソフォン版に書き換え、さらに12曲を補完しているもの、が昨今のサクソフォン界では一般的です。

内容はとにかく音楽的で、フレーズ感、音程感、和声感、テクニック、調性感、など多くの要素が求められるエチュードです。

♯や ♭ がついていないC dur(記譜)から♯ 7個、♭ 7個の調まで全調を網羅したエチュードです。

各調にゆっくりな曲と速い曲の2曲が書かれているため、本当にあらゆる曲に対応できるようになると思います。

実際に音楽大学の入試課題になることも多く、完成度の高さ、内容の濃さは間違いありません。

今でもほぼ毎日どれかの調を選んで練習しています。

特に♯、♭ 5個以上の曲は頭も指もかなり鍛えられますよ✨

次回に続きます🎷

それではまた。

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