今回の記事でエチュードのはなしは一旦終わりです。
今やっているエチュード2つについてのはなし。
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メシアンの作品を限定移調した形式による28の練習曲 / G.ラクール
ひとつめはラクールの28のエチュードです。
この中の一曲が日本管打楽器コンクールの課題曲になっており、それがきっかけで練習し始めたエチュードです。
〜その1〜の記事で、ラクールの50のエチュードについてお話ししましたが、そのエチュードとは全く違うエチュードです。
とても難しいです。
タイトルにある通り、メシアンが提唱した旋法をもとに作られています。
一曲目から練習していますが、なかなか音の並びが頭に入ってこず、苦戦しております。
ひとつひとつのエチュードに、元となる旋法が記されていて、それを手がかりに曲を読み込んでいく、という感じなのですが、そもそもその音列があまり馴染みのないものなのです。
ただ、練習を重ねるうちに音列が馴染んできて頭でイメージできるようになってくると、指もするするっと動くようになります。とても頭と耳が鍛えられる感覚があります。
おそらく今まで通りテクニック練習を重ねれば音を並べることはできるようになると思いますが、音の並び、和声感を理解して演奏することがいかに大切か思い知らされるエチュードです。
まだ半分くらいまでしか吹けないので、今後も引き続き格闘していく予定です。笑
56の楽しい練習曲 第1巻、第2巻 / G.ラクール
最後に紹介するのもラクールのエチュードです。
こちらも今練習中のエチュードです。
タイトルの通り「楽しい」です。いい曲ばっかりです。
曲自体の難易度はそこまで高くなく、曲調も掴みやすく、練習するのが楽しいエチュードです。
ネットで調べても情報があまりなく、メジャーなエチュードではないかも知れませんが、おすすめです。
毎日練習の初めに、この中から一曲好きな曲を選んで吹くことが多いです。
エチュードのはなし まとめ
ここまで4回にわたって、エチュードのはなしをしてきました。
サクソフォンに特化した内容でしたが、サクソフォンを勉強されている方の参考になっていたら嬉しいです。
まだこれからも新しいエチュードを練習することはあると思うので、また紹介していければと思います。
次回は「音源を聴く」はなしです。
練習の時に音源を聴くことはよくありますが、どういうところを聞いているのか書いてみます。
それではまた。
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