新学期が始まりました!
中学校、高校では新入生が入ってきていろいろな部活動に見学に行ったり体験に行ったりしている頃だと思います。
- たくさん入部してほしい!
- 部活体験で吹奏楽の楽しさを知ってほしい!
- 音を出す楽しさを体感してほしい!
- まずは吹奏楽部に興味を持ってもらいたい!
こんな気持ちで新入部員の勧誘を頑張っているところだと思います✨
今回はどうやったらたくさんの新入生に吹奏楽部に興味を持ってもらえるか、そして入部してもらえるかを考えていこうと思います。
僕の体験談を含め、いろいろと作戦を考えていこうと思います✨
まずは音楽室まで来てもらおう!
まず最も大切なのはここです。
実際に音楽室でたくさんの楽器を間近でみてもらったり、音を聞いてもらったりすることが何より大事だと思います。そこで興味を持ってもらえたらちょっと吹いてみたい、叩いてみたい、と思ってもらえるかもしれません。
ただ、まず音楽室までどうやって足を運んでもらうか、ということが難しいところ。
僕の体験からですがまず最も効果的だと思うのが、
新入生が必ず通るところで楽器を演奏する!
ということです。
僕は中学校から吹奏楽を始めましたが、初めに音楽室に行ってみようと思ったきっかけは下駄箱のところでサックスパートの先輩たちがアンサンブルをしていたからなんです。
絶対に下校する時に通らないといけない下駄箱のところで演奏していたので、いやでも目に入るし、いやでも音を聞くことになります笑
ただそこで演奏していたのがかっこよくて音楽室に友達と見に行ってみたのがきっかけでした。
音楽室でみんなで演奏をしているより効果的かなと思います。僕の学校では日によって違う楽器の人たちが下駄箱で演奏していました。
来てくれた新入生を歓迎するのはもちろんですが、まず少しでも興味を持ってもらうためにたくさんの新入生の耳に届くようにするのが大切だと思います。
コロナ等の関係で演奏をするのがダメでも、楽器を間近で見てもらうのはとても大切だと思うのでぜひこちらから積極的にアプローチするようにしましょう✨
来てくれた新入生に楽器を触ってみてもらおう
音楽室まで来てくれた新入生は少なくともちょっとは音楽、吹奏楽に興味があるということだと思います。
ぜひ楽器を持ってみてもらいましょう。音が出せなくても楽器を持つとテンションは上がると思います。楽器の質感や大きさ重さを実際に持って体験すると吹いてみたい、と思ってもらえるかもしれません👍
演奏を聞いてもらうこともとても良いことだと思いますが、ぜひ楽器に触れてもらうことにトライしてみましょう。
音を出す面白さを感じてもらおう!
ここが勝負です🔥笑
勇気を出して、楽器を吹いてみたいといってくれた新入生に音を出す楽しさ、面白さを体験してもらいましょう。
ここは先輩たちの腕の見せ所です。サックスに限った話ですが全くの初心者でも音を出せるようにするポイントを解説します。
きちんとリードを湿らせてもらう
おそらく体験に来てくれた新入生には新品のリードで体験してもらうことになると思います。
ここで大切になるのが、きちんとリードを湿らせるということです。新品のリードをパサパサの状態でつけるとかなり抵抗が強く音がなかなか出ない原因になってしまいます。
新品のリードは保存用ののりがついているため初めは舐めて湿らせるのに抵抗があったり、苦いと感じる人もいるかもしれないので、その場合は水道の水で湿らせても良いでしょう。
かなり重要なポイントなので、なかなか音が出ない、というときはしっかりリードを湿らせてからトライしてみましょう👍
リードは先輩がつけてあげよう
次はリードの付け方です。
リードが正しくつけられているかどうかで音の出やすさはかなり変わります。
初めてサックスを扱う人にとってリードをまっすぐつけることはかなり難しいことだと思います。
体験の段階では先輩が正しい位置につけてあげたほうが音が出る可能性は高まると思います。
咥え方は丁寧に教えてあげよう
リードや楽器の準備ができたら、アンブシュア(口の形)を教えてあげましょう。
簡単にいうと「下唇を巻いて咥える」「上の歯をマウスピースの先端から1cmくらいのところにおく」という2点が大切です。
まずはこれで思いっきり息を入れてみてもらいましょう。
ここで音が出たらOKです✨
音がなかなか出ない時は☝️
正しく楽器やリードが準備されていてもなかなか音が出ない、というケースも考えられます。そんな時は以下のポイントに注意してトライしてみましょう。
噛む力を大袈裟に変えてみる
一番よくあるのがリードにかかる圧力が足りない、もしくは強すぎるというパターンです。
どれだけ吹いても「サーッ」と息が漏れるような音がする場合は思っているより強めに噛んでリードに圧力を加えることで音が出る場合があります。
逆に吹いた時に何の音もせず息が通らない、詰まってしまっているような状態の場合は噛む力を緩めてもらうと音が鳴る場合があります。
特に噛む力が足りなくて音が出ないケースはとても多いので「思ってるより噛んで大丈夫だよ」と促してあげるのが大切です👍
ストラップの長さをチェックする
ストラップの長さが長すぎたり短すぎたりするとマウスピースを正しくない角度で加えることになってしまい音が出にくくなってしまいます。
目安としては楽器を構えた時に自然にマウスピースが口に入る長さが適切です。長すぎて自分で楽器を持ち上げないといけなかったり、短すぎて頭を後ろに反らせないと咥えられない、という状態になっていないかチェックしましょう。
リードを湿らせる、変えてみる
最後はリードに原因がある可能性です。
新品のリードなのでもしかしたらめちゃくちゃ音が鳴りづらいリードを新入生に渡してしまっている場合もあるかもしれません。まずはしっかり湿らせることが大切ですが、それでも音が鳴らない場合はリードを取り替える必要があるかもしれません。
枚数に余裕があれば違うリードで試してみましょう。
他にやってみたい楽器があるか聞くのも忘れずに!
サックスの体験については書いてきた通りですが、他にやってみたい楽器がないか聞いてあげましょう。
熱心に教えてくれたから他の楽器もやってみたいって言い出しにくい、、、と思う新入生もいるかもしれません。もちろんサックスに興味を持ってもらいたいと思いますが、他の楽器がやってみたい子もいるかもしれないので、そこはこちらから促してあげましょう。
たくさんの楽器を体験してみてもらったほうがその新入生にぴったりの楽器が見つかる可能性は高まります。
ぜひいろんな楽器を吹いてみてもらってくださいね✨
楽しんでもらうことが一番!
興味を持ってきてくれた新入生に楽器の面白さ、吹奏楽の楽しさを伝えられるよう、いろいろな工夫をしながらアピールしましょうね✨
ぜひたくさんの新入部員の皆さんと楽しい吹奏楽生活を送ってもらえたら嬉しいです。
いろいろなポイントを紹介しましたが、何より自分が初めて吹奏楽部に来た時のワクワクを思い出すのが一番かもしれません☝️
それではまた〜。
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