前回の「曲練習の仕方のはなし〜その1〜」の続きです。
〜曲練習の仕方その1〜をご覧になっていない方は、ぜひそちらからご覧ください。
楽器で吹いてみるはなし
楽譜に書いてある情報を理解して、全体の流れやリズムをある程度把握したら、楽器で吹いてみます。
この時に気をつけることは、〜その1〜の初めにも言いましたが
いきなりテンポで吹かない!!
これに限ります。
僕の場合は♩=72くらいのテンポから練習し始めます。(元のテンポがそれより遅い場合はそのテンポで)
順序としては
- アーティキュレーションや強弱記号、表現記号は一旦無視して、全てスラーで吹く
- 強弱をつけて全てスラーで吹く
- アーティキュレーションも付けて吹く
- 表現記号の指示を意識して吹く
- テンポを上げる → 1. に戻る
の繰り返しです。
僕はいつも、その曲を演奏する本番の1ヶ月前くらいに楽譜表記のテンポに到達できるように練習を進めています。
逆にいうと、本番の1ヶ月以上前に無理に楽譜表記のテンポで練習する必要はないということです。
技術的な部分ををゆっくり練習しながらしっかり意識して、テンポが上がった時に表現の部分をより意識できるようにするのが狙いなので、無理にテンポを上げていくのはあまり意味がないと思います。
テクニックの練習のはなし
曲の中には、なかなか指が回らない難所がいくつかあるものです。
次はそういった箇所の練習の仕方をお話しします。
方法は、吹けない箇所を分解して考えるということです。
僕の場合、このフレーズがうまく吹けない、という場合は以下のパターンを一通りやっています。
これを無理のないテンポで少しずつ練習すれば確実に吹けるようになります!!
もちろん自分に効果的なパターンを見つけるのも大切なので、色々なパターンに分解して練習してみてください。
特に後半のスラーを一つずつずらすパターンはとても効果的なので、ぜひ試してみてください✨
今回は楽譜の打ち込みでトラブったので少し短いですが、、、笑
次回は音楽的な内容をどう練習していくかを書いてみます。
〜その3〜 をお楽しみに・・・
それではまた。
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