6月9日(日)に福岡市でリサイタルを開催します!
2019年に地元久留米市でソロリサイタルを開催したのですが、この度福岡市内では初のソロリサイタルとなります!
「#2 〜 Classic 〜」と題して、クラシック音楽を中心にさまざまな作品をお届けいたします。ピアニストには同じく久留米市出身の恒松沙季(つねまつ さき)さんをお迎えします。
こちらの記事では、演奏する曲について簡単にご紹介します✨
▫︎ドゥメルスマン|ファンタジー
ドゥメルスマンはフランス人の作曲家です。この曲はサクソフォンという楽器が生まれてすぐの頃に書かれた作品で、クラシックサクソフォンにとってとっても重要な作品です。
綺麗なメロディがどんどん華やかに装飾されていくのが魅力的な作品です。
曲の終盤は息つく暇なくひたすら連符です(笑)
▫︎モーツァルト|ロンド ハ長調 K.373
洗練されたピュアな響きが美しい小品です。これぞクラシックと言ってもいいような自然で品のある曲調で、心地よい音楽が何よりも魅力。元々はヴァイオリンとオーケストラの作品ですが、オーボエ、フルートなどでもよく演奏されます。
僕はモーツァルトの作品が大好きなのですが、残念ながらモーツァルトが生きた時代にがまだサクソフォンという楽器は発明されていなかったので、今回のように他の楽器のものを編曲して演奏することも多いのです✨
▫︎クレストン|ソナタ Op.19
クラシックサクソフォンを学ぶ上で必ず通るといっても過言ではないほどの重要な作品です。クレストンはアメリカ人の作曲家で、リズムについての論文や著書を残すほど「リズム」に重きを置いた作品が多い作曲家で、このソナタも存分にリズムを楽しめます。
サクソフォンらしいクラシック、といえる作品ではないでしょうか。
ここまでのヨーロッパの音楽2曲との違いを感じられると思いますよ✨
▫︎西村 朗|水の影
ここからがコンサートの後半です。今回のコンサートで唯一の無伴奏作品です。水が流れたり、滴ったり、岩に当たって弾けたりという色々な水の様子を表現した作品です。
サクソフォンならではの特殊奏法をふんだんに用いた作品で、皆さんが聞いたことのないサクソフォンの音もたくさん出てくると思います👍
テクニック的には激ムズです。笑
▫︎真島 俊夫|シーガル
真島俊夫さんの名前は吹奏楽を経験したことがある方なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。『3つのジャポニスム』や『鳳凰が舞う』などの作曲や『宝島』『オーメンズ・オブ・ラブ』『ドラゴンクエスト』シリーズの編曲でも有名な作曲家です。
シーガルは元々サクソフォンソロと吹奏楽のための作品で、非常に繊細で表情豊かなメロディがとても美しい作品です。
ピアノのアレンジも非常に色彩感が豊かで素敵です✨
▫︎石川 亮太|日本民謡による狂詩曲
日本各地の伝統的な民謡のメロディと、ヨーロッパの音楽のハーモニーを融合させた和洋折衷の名曲。『津軽じょんがら節』『竹田の子守唄』『ソーラン節』など日本のメロディがたくさん出てきます。楽譜に「三味線のように」「尺八のように」という指示がある箇所もあり、音楽に合わせて様々な奏法を駆使して演奏します。
いろいろな「クラシック」を詰め込んだプログラムをぜひたくさんの方に会場で体感していただきたい、、!
クラシックのコンサートと聞くとハードルが高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、全くそんなことはありません!(特に僕のコンサートはw)
お友達、ご家族とお気軽にお越しくださいね✨
コンサート詳細・ご予約
【足立雄大サクソフォンリサイタル #2〜 Classic 〜】
日時|2024年6月9日 (日) 14時開演(13:30開場)
会場|九州キリスト教会館(福岡市中央区舞鶴2-7-7)
料金|一般:3,000円 学生|1,000円
ご予約|下記ボタンから(Googleフォーム)
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